さよなら
さよならなんて言わないで
一度限りの約束だけど
朝の光が射し込むまでは
僕だけのために笑っていて
つないだこいだこの手を離したら
僕はまた一人きりだよ
僕の声が届かない場所で
君は誰のために笑ってるの
一度限りの約束だから
愛してるなんて言わなくていいけど
愛しさに負けたこの心は
本気で君を幸せにしたいと思ったんだよ
困ったふりもせずに
君は笑いとばすだろうけど
つないだその手を離したら
君のこと想わないはずだったのに
目覚めた僕が見たものは
枕元 小さな手紙
突き刺さるさよならの文字が
言葉よりも重く響いてるよ
君のこと忘れられないまま
僕は誰のために笑える
2007/5